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知らなかった…

2016/10/31

世界の珍しい職業7選

葬儀道化師

  その名の通り棺桶を運ぶピエロ。

  由緒正しい伝統職業ということで、ローマ帝国時代までさかのぼるらしい…

  サーカスのピエロとは若干イメージが違うようで、葬儀中におどけて参列者が個人を

笑顔で見送ろうという発想からきているという。

尊い職業で高所得職でもあるそうだ。

 

ピエロという名前を聞いてイメージするものはみんな極端に違わないだろうが、そもそもは中世のヨーロッパの宮廷道化師=クラウンから始まり、王様を楽しませる一方で唯一言いたいことをいえる数少ない存在であった。

また、教養の高いクラウンもいて、その人達の意見に耳を傾ける貴族もいたらしい。

エンターテイメント的な要素はもちろんだが、現在では医療の場でも活躍するホスピタルクラウンと呼ばれる人々がいて、入院している患者さんたちの前で曲芸をしたり交流したり、寄り添って心のケアを行う。

あるHPでは、大切な人を失った方に寄り添うお坊さんと似ている仕事であると言っている。

 

たしかに、ピエロの前ではみんな素の自分に戻って笑っているのだと思うが、ピエロの無表情だが時に悲しげにも見える顔は、人間の表も裏も見てしまった彼らのやるせない思いなのか…

 

 

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荒巻