太陽は本来は夜の月になるはずで、月は本来昼の太陽になるはずだった。

夜、月と太陽が話しをした。

どちらかのお腹の上に花が咲いたら、その者が昼の太陽、咲かなかったものは夜の月になろう

そうすると、月のお腹の上に花が咲いたので、太陽はこっそり自分のお腹の上に花を植え替えた。

そうして太陽は昼に、月は夜となった。

でも、太陽は悪いことをしたため誰からもまともに見てもらえない。月は夜の空に輝きを放つ。

 

 

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荒巻