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無視できない1時間45分

2024/07/08

 

見たかった映画、『関心領域』を見てきました。
カンヌでグランプリ、アカデミーで作品賞を受賞したこの作品。
当然話題作ではありましたが、私が見たかった理由は「どんなホラー映画より恐ろしい」という宣伝文句です。

 

この映画はナチスドイツのアウシュヴィッツ強制収容所の隣に住む収容所の所長一家の生活を描いたものです。
ホロコーストとは切り離せない話なのにホラーという視点で切り出されたため、普段戦争映画を避けているのに見たくてたまらなくなりました。

 

見てみると、一切残虐なシーンを見せずに最後まで緊張感を持って描かれていて、ストーリー、音楽、音、演出、全てに圧倒されました。

 

映画が好きな理由のひとつは、予想を越えるものが見れる点です。
私だったらあの音楽はこのシーンに使わない、とか、別の終わり方にする、だとか素人的に考えてしまいますが、それぞれの監督の予想外な手法で映画に入り込まされます。

 

この映画はそういった点が多く、特にキャストが典型的なナチスのキャラクターではなく、ごく普通に生活している一般人に見えることが印象的でした。

 

ちなみに監督はジャミロクワイのあのMVをとった人、と言えば映画をあまり見ない人でも同年代は興味を引かれるかもしれません。

 

またひとつ何度も繰り返し見ることになる映画が増えました。

 

クライアントサービス部 藤好