借入サポート

スムーズな借入れができるテクニックを教えます。

昨今の日本の景気の低迷に伴い金融機関も簡単には貸してくれません。 そのためには様々な知識と数々のテクニックが必要です。

何も考えず一度借入れの申請をして審査が通らなかった場合、同じ金融機関では二度と借りれません。 「ダメ元で申請してみよう」なんとことは絶対しないでください。

借入れをする前にはしっかりとした事前準備が必要になるので、前もってご相談ください。 また、資金ショートを起こすギリギリで借入れを考えても金融機関は貸してくれません。 自己資金が多いほうが借れる確率は高いのです。

  • (1)書類の内容が悪い
  • (2)書類に対する信用がない
  • (3)借入のために使うべき制度を知らない

(1) については、お金を借りるための決算書、事業計画書、経営計画書には作り方の工夫が必要です。 松岡公認会計士事務所では中小企業会計基準・税法基準に準拠した、それでいて 借入に有利な手法で適切に処理します。 場合によっては計画書の助言や作成支援をします。

(2) については、腕の良い信頼される税理士を選んでください。 また、近年改正された税理士法書面添付制度の書類を付ければ信頼性は高まります。

(3) についても、そもそも、要件に該当しない制度で申請してもダメですし、より有利な公的融資制度があるかもしれません。 ご自分で調べても結構ですが、地域の制度は時限的なものが多く、 その全てを理解するのは難しいでしょう。

銀行がお金を貸す基準は・・・?

一言で言うと金融検査マニュアルです。

金融検査マニュアルとは、金融庁の検査官が金融機関(都市銀行、地方銀行、信用金庫等)を検査する際のマニュアルです。 金融機関はこのマニュアルに従って企業を格付けします。

簡単に言うと、銀行はこれをもとに、お金を貸すかどうか、金利を上げたり下げたりするかを決めるといっても良いでしょう。 このため融資を受けている企業にとって金融検査マニュアルを理解することは非常に重要です。

定量的要因と定性的要因・・・?

最近ではどこの金融機関でも金融検査マニュアルにしたがって、コンピューターによるスコアリング方式で債務者区分をしています。 債務者の内容を点数化して格付けするのです。

格付けするポイントは大きく2つに分かれます。

定量的要因 財務諸表等で判断する。返済能力があるかどうかを客観的に判断するもの。
定性的要因 業歴、競合状態、経営者の資質など。

定量的要因と定性的要因の割合は、都市銀行:8対2 地方銀行や信用金庫:7対3の割合だと言われています。

こうなると、いかに決算書の内容が良いか、正確に早く試算表が提出できるかが重要、極論すると決算書次第で借りれるか、借りれないかが決まることになります。

だからこそ、借入れを将来的にしたい企業は決算の時に考慮する必要がありますし、事前にしっかりとした準備が必要なのです。

経営者は何をすべきか・・・?

松岡公認会計士事務所は顧問先企業を経理処理・節税対策のみならず、企業を多角的に分析し多方面から経営のサポート・ご提案をさせていただきます。 この問いは、社長様が当所にご相談していただいた際にお教え致します。