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社員の能力を限界まで引き出す条件

2012/07/12

仕事は「やらされている」と思って進めても良い結果は生まれません。

自ら「やっている」「面白い」と思わないことには、工夫も前向きなアイディアも出てこないものです。

 

では企業は社員にどう仕事を「やらせれば」良いのでしょう。

ただ「やれ!」と言っても人は動くものではないのです。

 

「やれ!」ではなく「やれる環境づくり」を

 

—————————————————–引用ここから

ただの仕事とあなたの人生の仕事があります。

それはあなたの指紋が残る仕事。決して妥協しない仕事。週末を犠牲にしてもかまわない仕事。アップルでは、そんな仕事ができます。無難に過ごしたい人はここには来ません。一番深い所まで泳ぎたい人が来ます。

仕事で何かを遂げたい人がここにいます。

何か大きなこと。他では起こりえない何か。

アップルへようこそ。

—————————————————–引用ここまで

 

アップル社に入社すると初出社の際、このメッセージが机の上に置かれているそうです。

この元となる画像をアップロードした従業員は、このメッセージをドレッサーに貼って毎日眺めていたといいます。

 

アップルは社員に激務を求めることで知られています。

しかし、単純に「働け!」「文句を言わずにやれ!」と怒鳴りつけるわけではありません。

社員が誇りを持って働けるように、自ら進んで会社に貢献できるように、企業側も環境を整えているのです。

 

今回ご紹介したメッセージ。



予算もかからない、手間もかからない。

「アップルだからできる」ようなことでもない。

そこにあるのは、本当に社員を仲間として歓迎しているのか否かではないのでしょうか。