忘却の早さと、何ごとも重大視しない情感の浅さこそ、人間最初の老いの兆しだ。（三島由紀夫）

 

人間は年を取ることを望み、しかも老年を怖れる。つまり生命を愛し、死を回避するのである。

 

老人になって堪えがたいのは、肉体や精神の衰えではなくて、記憶の重さに堪えかねることである。

サマセット・モーム（イギリスの作家・演劇家）

 

われわれの年齢は植物のそれである。牙をふき、生長し、花を咲かせ、しぼみ、そして枯れる。

 

あらゆる昇るものは沈み、あらゆる成長には老いがある

サルスティウス（古代ローマの政治家・歴史家）

われわれの年齢は植物のそれである。牙をふき、生長し、花を咲かせ、しぼみ、そして枯れる

ヘルダー（ドイツの文学者・思想家）

 

年を取るとおしゃべりになるのは、沢山のことを見てきたからであり、また、やがて永遠に話すことがなくなってしまうからである。（ジョセフ・ホール）

 

人生は運命にほかならない。青年は過ちを犯し、壮年は争い、老年は悔悟する

 

人間的に言えば、死にもよいところがある。
老いに決着をつけねばならないからだ。

 

 

 

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